介護士になったきっかけ。
ずばり、生活のため!
食いっぱぐれないでしょう、超高齢化社会なんやから。
子供がいて、ひとりで育てて、貯金もろくになくて、働けるだけ働ける。
それは国家資格、て考えに行き着いた。
ただ、高卒でこれから大学なんてとても行けない。
無資格、未経験から国家資格取得できるのは介護。
おばあちゃんっ子で育ってきたし、排泄介助なんかは子供のおむつ交換をしているような時期に始めたから抵抗もそんなになかった。
まあ、家族(特に祖父母)からの反対が凄まじかった。
もう、芸能人とか芸人になるわ!て言うたかなって思うぐらい。
しんどくて、綺麗ではない、給料も高くはない
言ってみれば下位層の仕事やと思っているのでしょう。
気持ちは分かる、心配してくれていることも。
それでも、自分の生活のために誇りを持ってしている仕事にケチつけられていい気はしない。
傷つけられるのも、心配してくれる思いを傷つけるのも辛いので、最近は仕事の話はしていない。
きっと今まで半端なことばかりをしてきたから、認めてもらうまでにはかなりの時間と、資格など確固たる何かが必要なんだろう。
母は、毎日楽しそうに元気で居るだけでいいと言っていたが。
働いていてたくさんのありがとうや笑顔をいただけて充実している。
不満の数だけ、目標が見えてくる。
やりがいがたくさんある。
どの仕事しても、幸せに生きるのは自分次第やし
人が優劣を決めるものではないと思う。
底辺なんて下品な言葉を吐かれる筋合いはないよね。
私は、介護士の仕事を誇りを持って働いているし
おそらく介護福祉業界でずっと仕事をしていくと思う。
自分が、子供を成人まで育て上げることを真剣に考えた結果が
介護士だったというお話でした!